映画がすきです。
2018年 01月 27日
小栗康平監督の作品に、
へへへ。
「埋もれ木」という映画があります。
2005年の作品です。
へへへ。
今日は私利私欲まみれの
宣伝です。
といっても
かれこれ13年前の作品。
かかっている映画館はもちろん、
レンタル作品としておいているお店もほぼ無いだろうかしら。
だとしたら、
ほかの作品でもいいので、
映画監督・小栗康平の作品を大宣伝の巻。
珠玉の作品群ですから。
酔狂な方がいらして、お気が向かれたらぜひ。
2005年の作品。
埋もれ木。
これは、
わたしの故郷で撮られた作品っす!
わたしの故郷の
わたしの家族や知人やおじさん、
そのほか地元の人たち、
みんなが集結して映画つくりのお手伝いをした唯一の映画。
撮影期間通して、
ふるさとに合宿するスタッフさんや俳優さんたちをサポートするべく
地元のたべもの、お酒w 、もちよって、みんな交代で炊き出しをして、
なんならエキストラとしても奮闘して、
わたしにとって忘れられんある期間の感触がつまってます。
映画内にでてくる野良犬を演じているのは
(野良犬としてはありえない犬種のくせして野良犬役)
今は亡き、うちの犬でして、
ここらへんはもう個人的に涙腺崩壊場面です。
とにかく、
ずっと映画好きだったところへきて、
出演俳優さんたちも好きな方が勢ぞろいで、
どこを向いても夢のよう!
いちばんすきな田中裕子さんもいらして
これはもう鼻血だすしかないだろうって、
そんな記憶の、個人的にめちゃ濃い映画。
ですがね。
ですが、
興行成績は・・・ちーんでしたwww
ええ。
実は、わたしも、
試写会1回、映画館で1回、
その後は、小栗康平監督にいただいたDVDを何度も・・・
観てますが、
が、
完全に意識ある状態で全編観通したことが・・・
まだ無い。
うちの夫いわく、
「とてつもなくふわぁぁぁぁっとする映画だよねぇ」と 笑
物語の内容を追う、物語を理解しよう、
として観るからあかんのかもしれません、私は。
物語の筋がどう、とか、
起承転結がどう、とか
そういうことではなく、
ある種、
心象風景を映像にした映画なんだろうかなあ、と。
いや。
全編ちゃんと意識して観れてないから、
なんもいえないのですが、
なんとなく、そんな感じ?たぶん?
でも!
こういう映画は貴重だと思うのです。
これは宣伝抜きで、ほんとにw
「埋もれ木」をみると、
タルコフスキー監督の「サクリファイス」
アンゲロプロス監督「霧の中の風景」を思い出します。
情けないけども、
何度も映画館でトライしたけど、
いつだって、
最初の数分で熟睡して、気づいたら最後のエンディング。
にもかかわらず、
自分にとって印象に残ってる映画、、、って考えると〜、
必ず頭に浮かんでくる不思議。
たぶん、そういう映画たちの仲間です。
昔は、
こういう映画がもっとたくさんあった気がします。
理解はできないんだけど、
でも、こういう映画が今も、これからもずっと、
もっとあったらいいな、と思います。
こういう映画はたいせつ。
小栗康平監督の最新作映画「FOUJITA」で
タイトルロールを演じているオダギリジョーが
このインタビュー(☆)の中で話してる言葉が
とてもわかりやすかったのでちょっと引用。
すごくわかりやすい映画や
単純に伝わりやすい映画が
今の日本の市場で
ほとんどのパーセンテージをしめてしまっているなか、
こういう・・・
昔、こういう映画って
たくさんあったじゃないですか。
それが、、、
楽しみで映画館にいってたところもあったし。
なんか今、
こういう経験がなかなかできなくなってきているので、
ぜひ、映画館で、あの、いい環境で、
観てもらい、もらうべき作品なのかな、と思いますね。
小栗康平監督は、
映画をつくるひと。
ただ、
映画をつくるひと。
それだけ。
って感じの方です。
それ以外は、
あとはおじさんなだけ、っていうか。
こういう監督さんの作品も
貴重なのじゃないだろうか、
とか思ってしまう今日のあろえ。
ってことで宣伝してしまいました。
グンソクさんと
無理やりつなげるとしたら。
ジョーは次の映画で一応共演?
それから、
小栗康平監督の有名な作品
「眠る男」には
アンソンギさんが出演されてます。
いつか、
もしかして、
ひょっとしてひょっとしたら、
小栗康平監督とつながる日もあるかもしれんて。
なにが起こるかわからんのだから。
ひとりで勝手に夢みときますわ。
だから、
小栗監督様。
どうぞどうぞお身体たいせつに。
すべてのことと共存してたいせつにされてください。
そして映画を。想う映画をつくってくださいませ。
50歳になりましたー。
きらきらきらーん。
いや別にうれしくはないし、
ふだんと同じふつうの1日ですが、
せっかくやし、
自分から発信して、
じぶんで記念つくっとこうかと思って。
じぶんのなかだけの自己満足ですけど。
50歳になっての初自己満足完了。
今年もモットーは「自給自足万歳」で。
いつもお読みくださってありがとうございます。
by aloetree
| 2018-01-27 17:50