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2016 富川映画祭「一問一答」

いいかげん翻訳。
すんません。






監督チャン・グンソク
"次期作は恐怖スリラーを装ったヒューマンドラマ"


元記事
2016.07.26


第20回富川国際ファンタスティック映画祭の
オープントークに参加した'監督'チャン・グンソクが
ヒマさえあればシナリオを書く、として、

監督としての次回作は
恐怖スリラーを装ったヒューマンドラマになると話した。

チャン・グンソクは

「退屈になるたび、シナリオを書く。
 他の映画をみてインスピレーションを受けることもあるし、
 知人たちとの酒の席で会話しながら
 インスピレーションをもらうことも多い」

「次の作品の場合は'偉大な遺産'と似ているが、
 最後まで、クエスチョンマークを与えられる映画になる。
 何だ?何だ?と続いていって、
 最後の最後で強烈なストライクを残す、
 そんな痛快な映画をつくりたいという気持がある」

「基本的に好きなのは、
 成長ドラマとヒューマンドラマ。
 恐怖とスリラーを装ったヒューマンドラマになるだろう」


と話した。

この日チャン・グンソク
は500人余りの映画ファンと市民が駅広場に集まった中で
ゲストとして登場し、
映画祭を訪れた感想、監督としての姿勢、
今後の計画などについて話した。





2016 富川映画祭「一問一答」_d0266590_2015212.jpg






*****

監督チャン・グンソク
"予想できる経路を行きたくない"


元記事

2016.07.26


約30分間話しつづけた。

多様なことをしながら、
信用や信頼を落としてしまうんじゃないか
という気もする。

僕は完成形というものには不足している。
やったことのないことに挑戦して、
身体ことぶつかってみる、というのが
僕にとっては意味がある。

予想される経路を行くよりも、
多様なことをやってみたい。

次の作品は
恐怖スリラーを装ったヒューマンドラマになるだろう。

俳優として幸せだし、
応援と支持をもらえるこの場が幸せだ。



(以下。一問一答)


俳優として活動しながら直接演出をしてみて。
かえって難しくなかったか。

僕もそう思っていた。
だけど違った。

ノ・ヒョンウク俳優からも
俳優の心をよくわかっている、と言われた。

僕は、現場で、
大変な時でも、自分が言わない限り、
他の人々にはわからないだろう、と思っていた。

だけど、
直接見てみたら、それは違った。

やはりカメラは正直だね。

俳優が、
少しでも大変なそぶりを見せたら、
撮影を中断して休めるようにした。




幼い時、演技をスタートし、
監督をして歌手活動もしてきた。
今は監督としてここにいるけれど。

自分でも混乱する。
いろんなことをしながら、
信用や信頼を落とすんじゃないかと。
そんな気もする。

顧みたら、僕は今年で30歳だ。

何かに対して、
自分が完成型、というには
まだまだ不足している時間だと思う。

だから、
やったことのないことに挑戦してみて、
やりたかったことを行動してみること、
本で読んだことよりも、
身体でやってみること、

僕にとっては、
そういうことがもっと意味がある。

僕は短編映画監督として完璧じゃないし、
俳優としても決して完璧ではない。

予想した経路を行くよりも、
「この人ってこんなことまでやるのか」
といわれるくらい、いろんなことをやってみたい。

短編映画の長所というものがある。

サイズ、規模が大きくなるほど、
協力しなければならないスタッフが多くなる。
投資の問題もからんでくる。

その結果、
監督がやろうとしていた話が
変わってしまうというケースが発生する。

短編は、
やりた話を短く淡白にこめることができるジャンル。

だから、
たくさんの方々の関心が必要だ。

今回の映画祭で
多くの方々が関心を持ってご覧になれば、
もっとたくさんの監督たちに
表現の場が生まれるんじゃないかと思う。

今日は
忘れられない1日になると思う。

また、
今日招待された分だけ、
さらに責任感を感じて、
さらに映画を撮るとしても、
1作品1作品をもっと大切に撮ることになると思う。

責任感を与えてくれる場所だ。



俳優として作品を出す時と
監督として作品を出す時の違いがあるとしたら。

俳優は映画を輝かせる最も重要な要素だと思う。

今回の招請を受けて、
「監督という肩書きにふさわしい仕事をしただろうか」
と恥ずかしく思うきもちがあって出席すべきか悩んだ。

一人目の招請だということで、
ずいぶん悩んだ。

映画では、
見える俳優たちの演技力、
俳優の名前、俳優の顔がまず重要だとしたら、

演出者というのは、
それらすべてを設計する責任者みたいなものだ。

見えない場所で、
より一層の責任感をもって仕事する以外にない。

今日のこの場が幸せです。

俳優としてではなく
監督として在ることができて。

(観客から拍手)

テンキュ!



自分が表現したい演技と
監督として作りたい映画は別ということもあると思うが。

以前からロードムービーが好きだった。
基本的なストーリー、シナリオなど、
現場で生の感じのままに撮影するのが好きだった。

ところで、今回の作品では、
序盤のプリプロダクションの段階から
撮影場所のロケーションに至るまで、
実際に作業されている方々と同じようにしてみたら、
僕がつくることができる範囲が広くなる、という点に、
さらに大きな満足感を感じることができた。



撮影中、最も難しかった地点は?

時間との戦いがあった。
たった一日半での撮影。

場所の交渉も非常に困難だった。
制作部が断られた場所に直接電話をかけることもあった。

最も難しかった点をあげると、

病院というのは、
誰かにとっては生死を行き来する重要な場所だから、
患者にとって、あるいは迷惑になるかもしれない、
という部分。

それが
いちばん気がかりだった。

最短の時間内で、
迷惑をかけない線内で
撮影を終わらせるのが目標だった。

その点がいちばん大変だった。

カメラ ウォーキングは
実態調査のようにやわらかな感じを求めた。

実際のロケーションから発生する
予想できない部分を修正しながら撮影するのが大変だった。



監督チャン・グンソクの
次の作品はどこでインスピレーションを受けるのか。

退屈な時はいつもシナリオを書いてる。

他の映画を見て
インスピレーションを受ける時もあるし、
酒の席で、仲間たちと会話しながら
インスピレーションを受ける場合も多い。

次の作品の場合は
"偉大な遺産"と似ているが、

最後まで
クエスチョンマークを投げかけられるような映画になるだろう。

何だろう? 何だ? と進んでいって、
最後に強力なストライクを残す痛快な映画を作りたい、
という気持がある。

基本的に好きなのは、
成長ドラマとヒューマンドラマ。
恐怖スリラーを装ったヒューマンドラマになるだろう。



様々な役割で20年も活動してきた。
その一方、
常に「学んでいる」という言葉をとりわけたくさん使う。
チャングンソクにとって「学ぶ」ということは?

俳優は、その一生を
学び続けるしかないからこそ、俳優だ、
という言葉を聞いたことがある。

異なるキャラクターになるために、
常に学びつづけるほかない、というのが
俳優がもつ最も大きな幸せだろう。

とはいえ、それは、
俳優に限らず、人間ならばみんな同じだろう。

その年齢、その年齢で、
経験できることすべてが材料となって、
今の僕をつくる。

僕は、
やっぱり完成型俳優ではない。

いつでもずっと、
なにかに挑戦して、ぶつかって、壊れて、
そんなふうにしながら学んでいる。

不足している部分を満たしながら学ぶ、
というのが、
僕の人生にとっての"祝福"だと思う。

だから、
俳優ということに幸福を感じる。




来年、富川映画祭で
再び監督チャン・グンソクに会えるとしたら?

非常に光栄なことだと思う。


観客に最後の挨拶を。

映画を撮ったのは
個人的趣味活動でもあった。

僕は、映画学生として
不足した部分の多い監督でもある。

それなのに、
この席で、バツの悪さを感じなかったのは、
熱烈な支持、関心、応援を送ってくださったおかげだと思う。

雨が降るんじゃないかと心配したけど、
天気がいい。

監督としての最初の場所に
あたたかく、たくさんの方々を一緒にいてくださって、
ほんとうに幸せだ。




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by aloetree | 2016-07-26 20:08 | 워리를 찾아라!!!

JKSさん酔狂。


by aloetree