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「きれいな男」チャングンソクが解決すべき3つの課題

以下の記事。
いろいろ考えてしまうけど、

単純に、視聴率がどーの、
誰と勝ったの、負けたの、
韓流スターのくせに、

そういった匂いよりも、

公平にチャングンソクを見ている感じ、
チャングンソクに対する想いや愛情が、
感じられる記事だと思って翻訳しました。

チャングンソク、
という俳優への想いや期待があるからこそ
書ける記事、という匂い。





ただ、
個人的に、
これらの記事に共通して、
残念な部分がひとつあるとしたら、

「俳優とはこうあるべき」
「俳優とはこう進むべき」
「作品の意味とはこうあるべき」

といった、
既成のレールのようなもの、
「あるべき論」のようなものに、

のっかりきった視点からだけ
書かれている、という部分。


「これが常識的な視点だ」
という意味で、
書かれている内容は非常に興味深いけど、

ここにさらに、

「だが、もし、
 まだ自分たちが予想もしてなかった
 道の進み方があるとしたら、、、」

っていう視点で
思いっきりぶっ飛んだ観点を
遊び心で加えていてくれたら、
もっと興味深かっただろうなあ。

こうるさくてすいません。



最近よく思いだす言葉なんですが、

「大きな夢をみてください。
 力がみなぎってこないような
 小さな夢を見ないでください。
 あなたの髪の毛が、これから100年間、
 後ろにたなびきつづけるような、
 そんな、大きな夢をみてください」

大きなパワーをもって、
大きな夢にむかう人は、
大きな壁に、
ぶつかって、
ひとつ壁をこえると、
さらに、
大きな壁にぶつかって。

そんなふうに、
大きな壁とばっかり
向き合ってるうちに、
もっと
大きな人になっていく。

チャンさんの
そんな力を
応援したいです。。。


*****

「きれいな男」チャン·グンソクが解決すべき3つの課題

元記事
2013/11/19 08:00

「きれいな男」チャングンソクが解決すべき3つの課題_d0266590_1372174.jpg

                     
原作漫画の一ページも読んでみた人なら、
このドラマのワントップは「トッコマテ」役のチャン·グンソク
ということを否定しないだろう。

だから「きれいな男」の成否は、
チャン·グンソクにかかっている、といっても過言ではない。

まず、他のものはいざしらず、
トッコ·マテ役にチャン·グンソクをキャス
ティングしたのは、優れた選択と思われる。

チャン·グンソクは
少女漫画の主人公のようなビジュアルを持つと同時に、
保護本能を起こす純粋さを持っている。
どんな女でも後振り向かせる魔性を秘めた
「トッコマテ」役にぴったりなわけだ。

チャン·グンソクと呼吸を合わせるキムボトン役に
アイユをキャスティングしたことも製作陣の細心さが伺える。

芸能人としては比較的平凡な顔の持ち主であるIUは
ビジュアル面でキムボトン役にぴったりだ。
平凡女の代名詞として、
コン·ヒョジンとキム·ソナが挙げられるようになって長いが、
チャン·グンソクと呼吸を合わせるには年齢差も出る。

だからといってむやみに
きれいで若い演技者をキャスティングすることもできない。
一般の人々が与える親近感と同時に
よく知ってみると、誰よりもきれいな魅力を持ったキムボトン役に、
逆にアイユほどの人もいない。
このようにキャスティング面では
「きれいな男」を非の打ち所が全くない。

しかし、このような完璧なキャスティングだけでは
ドラマの成功を判断するのは難しい。

単純にキャスティングがいいドラマが成功しているわけではない。
すでに前作を使って最強のラインナップを構成しても
失敗した事例を数多く見て来なかったか。

ドラマが成功するためにはキャスティングはもちろん、
しっかりしたストーリー、助演俳優たちの活躍、カップルたちのケミなど、
多くの要素が必要である。

このほかにもさまざまな要素が必要だが、
「きれいな男」が成功するために最も重要なのは
チャン·グンソクの活躍だ、と見ることができる。

しかし、
チャン·グンソクが解決すべき課題は、
あちこちに散在している。

「きれいな男」の成功のために
チャン·グンソクが解決すべき課題は何だろうか?
 
まず
「きれいな男」のチャン·グンソクが
解決すべき第一の課題は

「秘密」に精通している視聴者の心を
そのままつかむことができるか、である。

ご存知のとおり、ドラマ「秘密」は、
同時間帯視聴率1位を記録して
視聴者たちに強い印象を残した作品である。
特異なことに「秘密」は、他のドラマとは異なり、
テレビのリモコンを持っている40代以上の女性から
多くの人気を見せた。

「秘密」が
ビジュアルで重武装した競争作「相続者たち」を
圧倒することができた理由は、
中年の女性視聴者たちに圧倒的な支持を得たのである。

しかし「きれいな男」はドラマの特性上、
10代ないしは20代前半の女性に人気が多そうなドラマだ。

したがって、「秘密」に比べて
主なターゲット層が薄いと見ることができる。

この点は「きれいな男」に
致命的な弱点として作用しかねない。

したがって
「きれいな男」が進むべき方向は
比較的重いテーマを扱った「秘密」とは全く別の
軽くて愉快な素材を扱うということである。

加えて全年齢が共感できる内容を披露したならば
秘密に続いて打席連続ホームランも期待できる。

このように「きれいな男」は、
最初に視聴者たちの心を回しておかなければならない。

その次の課題としては
「相続者たち」との競争に勝利することである。

事実、この部分を解決するのが
最も困難な課題であるということができる。

「秘密」と過渡薄氷の勝負を繰り広げた「相続者たち」は、
イ·ミンホ、パク·シネ、ギムウビンなどビジュアルが
こんこんとあふれるハイティーンスターたちを総出動させ、
恐ろしい上昇の勢いを見せている。

そこにしっかりしたストーリーまで加味されて、
近いうち「秘密」が終了したあとの水木ドラマの王座を占めるとみられる。

これに対し、
現在、よちよち歩きの段階を行く「きれいな男」は
行く道が遠く見える。

筆者が期待するに「きれいな男」が、
初回から「相続者」の視聴率を超える可能性は希薄だと思う。

ドラマの最初の視聴率は、
全体の行方を決定するほど重要である。

もし「きれいな男」が、
初回から二桁の視聴率を記録する場合は
「相続者たち」に勝つ可能性がある。

結局、「きれいな男」と「相続者たち」の対決は、
ストーリーとカップルのケミカルの決戦である。

期待をかけるのは、
チャン·グンソクとアイユの組合せである。

彼らが予想外に巨大なケミカルを起こした場合
「相続者たち」を超え、トップを占めることも不可能ではない。
 

最後に、チャン·グンソクが解決すべき課題は、
ドラマ「ラブレイン」の失敗を克服することである。

チャン·グンソクは2年前
「ラブレイン」でユナと呼吸を合わせて、
ビジュアル面では歴代最高のカップルの姿を見せた。

しかし、結果はあまりにも残酷だった。

平均視聴率は6 %に設定することもできず、
最高視聴率さえも7 %にならない凄惨な成績を残した。

問題は、このドラマでも
チャン·グンソクが少女漫画の主人公のような姿を見せたという点だ。

もちろん、
「きれいな男」のトッコ·マテと「ラブレイン」のソジュンとは、
明らかに異なる姿だ。

しかし、このもドラマやはり
チャン·グンソクのビジュアルを強調した
ということは否定はしないだろう。

K本部で作成したドラマ、
少女漫画の主人公のようなドラマは、
その共通点として、
チャン·グンソクにとって毒として作用することもできる。

これまで怖いものなかったチャン·グンソクにとって
ドラマ「ラブレイン」は、大きな刺激になっただろう。

チャン·グンソクは去る5月、
あるラジオに出演して

「最後のドラマで
 ちょっといくつかのことがあって。火傷した」

と言及した。

ちやほや人気賞を除いては、
受賞歴のないチャン·グンソクは
今回のドラマを通じて名誉回復に乗り出すものとみられる。
 

チャン·グンソクは現在、
俳優としての岐路に立っている。

筆者がどんなに好意を持って表現しても、

今のチャン·グンソクに
'俳優'という呼称を使うには若干の無理がある。

映画にも数本出演してドラマにも結構出演したが、
まだ、チャン·グンソクは
'俳優'という言葉よりも「スター」という言葉がよく似合う。

同い年の友人であるムン·グニョンに比べると全く違う姿だ。

しかし、
チャン·グンソクの本業は演技者ではなかったのか。

彼がロングランを得るためには、
最初に「俳優」としての認定を受けなければならない。

チャン·グンソクは
'ラブレイン'が失敗した後、
誰よりも気苦労が絶えなかったであろう。

プライドが強いことで有名なチャン·グンソクは
他人に負けることは絶対容認できないだろう。

だから、
チャン·グンソクが「きれいな男」に取り組む姿勢は
格別だということができる。

今回のドラマを通じてチャン·グンソクは、
トップスターの位置を確固たるものにして真の俳優に新たに出るのか、

「ラブレイン」の惨敗を克服できず、
ビジュアルだけ前に出すという批判を受けるかどうか
決定される。

チャン·グンソクが、
上記した4つの課題をうまく克服して出すなら、
ドラマの興行はもちろん、

真の俳優として認められはずだ。
チャン·グンソクの活躍を期待してみる。


*****

きれいな男
チャン·グンソク初放送、コピーキャラクターの限界?食傷イメージ変身


元記事

「きれいな男」チャングンソクが解決すべき3つの課題_d0266590_11269.jpg


「きれいな男」も
原作の中キャラクターとストーリーがドラマによく溶け出して、
新しい視聴者たちにどれくらい新鮮に近付くかが成功のカギになるようだ。

だから、なんといってもキャスティングが最も重要でなければならない。

シンクロ率が高いキャスティングを望むのは、
単純に原作の感じを生かすためだけではない。

映画「隠密に偉大に」の成功には、
原作には及ばない映画のクォリティーにもかかわらず、
キャスティングが神の一手になった。

それだけキャスティングは一種の保険であるわけだ。

シンクロ率が良ければ、
原作への期待感を引き上げ、大きな話題をばらまくことができて、
作品の不足した部分もキャラクターの力を借りて、満たすことができる。

そのため、キャスティングを最も最重要点に選ばなければならない。

「きれいな男」もその点から見るならば、
アイユとチャン・グンソク、ハン・チェヨンとソ・ユジンなど
イメージに合うキャスティングをしようと努力した跡は見える。

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だが、男性主人公であるチャン・グンソクの場合、
単純に可愛らしくハンサムなビジュアルが
キャラクターに符合するだけではいけない、という気がした。

重要なことは
チャン・グンソク個人の俳優としての変身が視聴者たちに
どれくらい大きく触れるのかが重要だ。

それがまさに、
俳優チャン・グンソクに対する視聴者たちの期待感で、
視聴率を引き上げる要素であろう。

残念なことに初回放送での彼の変身は、
まだ大きく心に触れない。

最も大きな問題は主人公トッコマテでなく、
依然として韓流スターチャン・グンソクの姿が映るということだ。

これまでに、
チャン・グンソクは彼自身のスタイルというものがあまり
にも固定化されてしまってきた。

「美男ですね」が
日本とアジア全域で大ヒットした後、彼は韓流スターとして背伸びした。
第2のヨン様と呼ばれて日本で途方もない人気を得た。

しかしこのような韓流スターとして得たイメージは
かえって俳優としては毒になった。

「美男」のファンテギョンが持つ独歩的キャラクターの影は、
彼が韓流活動をする終始影響を及ぼしたし、
チャン・グンソク、そのイメージに固まっていった。

どんなキャラクターをしても
「美男」の影を抜け出すことが困難になってしまった。

俳優として、
長時間あるキャラクターに閉じ込められているということは本当に残念なことだ。

ところで何故「美男」以後のドラマや映画が
類似したイメージを越えることができなかったのか。

映画「きみはペット」は美男を主人公にする日本リメーク作であったし、
「メリは外泊中」もビジュアル優秀なミュージシャン、
「ラブレイン」の現代キャラクターは外見的に前作の延長だった。

そして選択した「きれいな男」は
「美男」への回帰だと見ることができる。

チャン・グンソクは「ラブレイン」の失敗を自身が努力することで、
勝負の賭けに出ようとしたようだ。

全体的にトッコマテの雰囲気やキャラクターの感じを見る限り
「美男」が思いだされる。

このようにチャン・グンソクが
「美男」以後にしてきたキャラクターは
大きな変身もなく、ビジュアルを強調する、
それこそ美しい男たちだった。

そのため、
遠慮なく「きれいな男」と強調する主人公が持つ差別性も
チャン・グンソクだ、という理由で食傷ぎみに感じられる。

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もちろん
トッコマテのキャラクターの特徴的な面を
彼がそれなりの演技でコミカルに描き出している。

だが、どんなに演技が上手でも、
依然としてチャン・グンソクの固まってしまったイメージのために惜しい感がする。

これはチャン・グンソクが解かなければならない
個人的な宿題でないかと思う。

このためチャン・グンソクは
これまで長くてきた髪を切ったという。

初回放送では、
多様なイメージのために長髪で出てきたが、
以後には切ったヘアスタイルでイメージ変身を見せると言う。

しかし初回放送のイメージこそが
最も重要な視聴者たちにとって、
序盤からはっきりと変わった変身を見せて
視線を引き付けるたほうがよかったのではないかという気がする。

「相続者たち」は「秘密」が終わった後
はずみをつけることで、「秘密」の固定層が
必ず「きれいな男」へ移行してくるという保証はない。

だからこそ、
無条件に初回放送から、
変身の話題を提供するのが重要だったのではないか。

IUの場合、
短髪とキムボトンのぶっ飛んだファッションをみせることで、
序盤からの変身に対する刻印をはっきりと見せたのに反して、

チャン・グンソクは
原作のトッコマテのキャラクターを分析した
というだけではなく、
そのままチャン・グンソク自身だ、という感じがあった。

だから、キャラクターへの変身面で、
IUより生温い感じがあった。
そのせいで、一層、
コピー版キャラクターの限界だけ感じさせた。

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俳優としてのイメージ変身は本当に難しいことだ。

しかし難しいだけに、
まともにそれをやり遂げれば、それ以上に評価されることはない。

今、チャングンソクにとっては
そのような変化が切実な問題で、

そのために選択したキャラクターとしては、
トッコマテというキャラクターは多くの物足りなさを感じてしまう。

チャングンソクが、
もともと演技ができない俳優だというのならば、
このように惜しく感じることはないだろう。

チャン・グンソクは
20代俳優のうちでも、演技が秀でている俳優に属している。

ファン・ジニ、快刀ホン・ギルドン、
ベートーベン ウイルス、美男ですね、まで
着実に演技変身を上手く遂げてきたし、

そのキャラクターも愛された。

しかし「美男」以後からこそが、
彼にとってはチャンスであり、かつ難しい宿題を残した。

韓流スターになったことで
途方もない機会を得たわけだが、

変身に対するプレッシャーは
ひきつづき作品選択の限界にぶつからせることになった。

視聴率が出なくても、
大きなイメージチェンジをしなくても、
韓流スターである彼が出演した作品は
海外輸出とターゲットのみを攻略すればよかった。

しかし、
俳優として
韓流輸出用というレッテルがはられてしまうのは、
非常な屈辱である。


いずれにせよ、
韓国でのヒット作品がこのままずっと出てきてこそ、
韓流も維持され発展するものである。

そのような面で、
韓流スターチャン·グンソクは、

今回トッコ·マテというキャラクターで二つを振り払わなければならない。

演技として、
前作のビジュアルのキャラクターとは違う差別性を確実に
見せなければならず、国内の視聴者層もつかまなければならない。

幸いなことにIUとのケミが良い。
IUはイスンシンの時よりも自然な演技を披露している。

キムボトンというキャラクターを
原作キャラよりも可愛く可愛く表現しているので、
このようなIUと素敵な化学反応を成し遂げたなら、
視聴者をひきつけることができるはずだ。

そして意外に、感情演技が必要なトッコ·マテだ。

ひたすらビジュアルで勝負をかけるキャラというには、
複雑な出生の秘密が存在し、
このような感情演技をよく導いてトッコ·マテを
見事に表現し、差別化を明確にしなければならない。

初回放送から
嗚咽演技を消化する様子だけをとっても、
チャングンソクは、基本的な演技技が確固とした人だ。

だから、
チャン·グンソクに対する視聴者たちの偏見を
どの程度、演技として破ることができるかがカギである。

とにかく、初回放送で「きれいな男」は、
全体的に病的な笑いとゴマ粒のコミカルな演技を見せてくれた。

「秘密」と素材がまったく異なるため、
その系列を期待するのは難しそうだ
。どうしても自らのパイを増やすために努力が必要となりそうだ。

チャン·グンソクが、
果たして序盤のこのような偏見や憂慮を飛ばして
成功することができるのかが気になる。


*****

元記事

「きれいな男」チャングンソクが解決すべき3つの課題_d0266590_1352950.jpg


‘きれいな男’のチャン・グンソクは真に美しい。

このドラマの題名に
彼以上によく似合う俳優がいるだろうかと思う。
化粧をしても美しくて、しなくても美しい。
座っていても美しくて、立っていても美しい。
くたくたな身なりをしても美しくて、名品服をまいていても美しい。

キャスティング一つは上手にした。
きれいな男が主人公であるドラマならば、
当然タイトルロールはチャン・グンソクが引き受けなければならない。

昨日初放送したKBS水木ドラマ
「きれいな男」はチョン・ケヨンの同名漫画を原作としている。

少女漫画をドラマにそのまま移していることだが、
それでチャン・グンソクがより一層適切であったという気がする。

彼には依然として
少女漫画の主人公のようなイメージと感性が残存している。

内容がどうであれ
純情漫画キャラクターとチャン・グンソクという名前三文字は
あきれるくらいぴったりと合う。

誰も触れることはできない極限のビジュアル、
目くばせするか、ささやき一つで他者と関係を持つようにさせるカリスマ。

「きれいな男」のトッコマテは成
功した上位1%の女たちの心を盗む仕事をする。

それとなく笑えば外車の鍵が手に持ってくる。
甘いキス一度で江南オフィステルを勝ち取ることができる。

一言でいってしまえば、
トッコマテは男の美人局のうちでもトップクラスといえる美人局だ。

「きれいな男」は
自身の容貌で富を得始めた男主人公が
かなり以前から知り合いだった普通女であるキムボトン(アイユ)と
ロマンスを始めることになりながら真の愛を知るようになって、
さらに、真の男に成長していく過程を描いていくドラマだ。

このような形のドラマの常で、
「きれいな男」もやはり外見至上主義をひねり、
愛と外部的条件とは無関係であることを示すメッセージを
含んでいると見ることができる。

魔性のビジュアルを持った
トッコマテ役のチャン・グンソクに
格別なきびしい発言は不要だった。

キャラクター自体が彼とよく合致したし、
これを表現する彼の演技もやはり渋く、よく整頓されたものだった。

実際、「きれいな男」との関わりにより、
彼の心にはかなりの負担があったことと想像される。

この3-4年余りの間、
彼が出演した作品の中で大衆に大きい愛を受けた作品がないからである。

2010年「メリは外泊中」は
ムン・グニョンと一緒にした熱演にもかかわらず、
視聴率10%を渡せないまま放映終了した。

2年後にリリースした「ラブレイン」は
平均視聴率5%にも至らない低調な成績を出した。

映画「きみはペット」に出演をしたが
結果はみじめなものだった。

すべての作品が
韓流スターチャン・グンソクという名前を
削る結果だけ持ってくるだけだった。

このような暗鬱な惨敗は
チャン・グンソクに歯ぎしりするようにさせたかも知れない。

あるいは
深刻なスランプにおちいらせているかもしれない。

そういう意味で、

チャン・グンソクは
不安な好機を示す確率が高かったはずだし、
行き過ぎた心機一転で
力が入りすぎた演技を披露する確率も大きかったはずだ。

だが、
チャン・グンソクはそういうアマチュア的なエラーを犯さなかった。

たしかに、
何度も惜しまれる成績をおさめたりしたが、
子役出身俳優という彼のアイデンティティを
再度刻印させた「きれいな男」初回であった。

IUの演技も称賛するに値する。
‘最高だイ・スンシン’が放映終了されてから
いくらも経たない時点なので復帰にはちょっと早いのではないか、
と思ったが、少なくとも食傷ぎみであることという予想だけは
崩れさせるほどの演技であった。

彼女の姿のなかに
「屋根裏部屋の猫」の故・チョン・ダビンがそっと見えるような気もした。

溌刺として明快で、
その一方で可愛気を失わないキムボトン。

きれいな男トッコマテとのアンバランスから来るバランスを
期待してみる方が良い。

「きれいな男」でチャン・グンソクとアイユキャスティングは適切だ。
彼らの演技にけちをつけることもない。

だが「きれいな男」の成功を大言壮語するのは難しい。

作品の内容や俳優たちの演技に問題があるからではなく、
この作品が放送されている時期、タイミングが問題だ。
「きれいな男」がトレンドから外れてしまっているという話をしたいのだ。

一時、美男熱風が吹いた時があった。
女よりもさらに美しい、
少女漫画から飛び出したような容貌の所有者に
熱中していた時期があった。

美男俳優の人気と
彼らを追従するファンたちの熱狂は永遠につづくかのようだった。

しかし言葉どおり「一時」で終わってしまった。

女性たちはこれ以上
自身より美しい男に首をふらない。

たとえ感受性が鋭敏で、
美男に憧れをもちやすい10代の少女たちさえも
これ以上美しい男に熱を上げない。

トレンドが変わったのだ。

女性が好む男性像が変わったし、
憧れるイメージが変わってしまった。

目が大きくて二重まぶたが濃厚で
鼻が鼻筋がとおって赤みを帯びている唇に
白くて白い皮膚を持った男。

今でも美しい男としては通じるが、
本来放送に出てきて美男と呼ばれるようになる俳優を見れば
そういうイメージとはたくさんかけ離れている。
基準が変わったのだ。

彼が出演した‘美男ですね’で
実際に大衆に注目をあびたのはチョン・ヨンファであった。

そして大衆は彼を美男だと呼んだ。
すでに4年前の作品だ。

その時もそうであるなら、
今でこそさぞかし大変だろうか。

チャン・グンソクが
きれいな男というものは変わりない事実だ。

しかしトレンドが変わってしまった後に登場した、
きれいな男の愛の物語が
どれくらい大衆にアピールになることができるかは疑問だ。

かわいらしい容貌を前に出したというそれ自体。
もしかしたらこれが
「きれいな男」の成功を遮る障害物になるかも知れない。
by aloetree | 2013-11-24 02:32 | 記事/ 演技

JKSさん酔狂。


by aloetree