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ドラマ市場の編成をめぐる問題。

非常に興味深い記事でした。
放送関係者の方たちの言葉。



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[ブロードキャスト]
ドラマ市場「勝手気ままな」編成はなぜ…



元記事
2013/08/14

■放送関係者気象図

放送会社意向書を取ろうとする、
外注会社の血を凍らせる闘い。

遅れが生じたり、不発になれば、
出演俳優まで足を縛られることになる。

SBSドラマ'君の声が聞こえる'は、
去る4月に準備中だった、
ドラマ'愛してもかまわないでしょうか'
の編成が不発に終わったため、
急遽、投入されたドラマだった。

キム・ジョンハクPDの自殺事件と関連して、
外注製作会社をとりまく、各種問題が表面化している。

これまでの過程で、
放送会社と外注製作会社の間には、
甲乙関係があることが、表面化しており、
放送関係者たちの間で、ホットイシューとなっている。

放送会社が、
外注製作会社との関係において、
「甲」の地位に立つ、最も大きな理由は、

放送会社側が
「編成権」を握っていることにある。

現在、運営中のドラマ外注製作会社は160社余り。
だが、昨年1編以上のドラマを納品した業者は30社余りに過ぎない。

編成表の中に位置を確保するために、
血を凍らせる闘いをくりひろげる中で、
外注製作会社は、放送会社側と不利な契約を結ばざるを得ない。

編成が決まらない、ということは、

映画をつくったものの劇場にかけることができないということ、
歌をつくったものの流通することができないということと

同じことを意味する。

放送会社は
編成の可能性がある作品を提示してくる外注制作会社に、
「編成意向書」を発行する。

一枚の「編成意向書」は
スターキャスティングから製作支援までを成功させる魔法の紙と同じだ。

ある演芸企画会社代表は

「ドラマ出演交渉を受ければ、
 編成意向書が通っているかだおうかを先に確認する。
 むやみに出演契約してしまっても、
 その後編成が決定されなければ、
 編成が決まるまでの間、
 ただひたすら待たなければならないからだ」と話す。


最近、
俳優チャン・グンソクの近況をみると、
編成の重要性というものが、より一層肌に触れるようだ。

ドラマ'きれいな男'に出演することになったが、
地上波放送会社の編成が決定されなかったためだ。

チャン・グンソクは
去る6月'きれいな男'の制作会社と契約を終えた。

性格会社は、当初「下半期編成」を目標にしたが、
思い通りに進まなかった。

その間に、
チャン・グンソクが
「MBCの新しい月火史劇'花札'
 (脚本チャン・ヨンチョル・演出ハンヒ)に出演する」
という便りが聞こえてきた。

ハ・ジウォン、チュ・ジンモが
出演を確定しており、
MBCで10月放送されるドラマであり、編成まで決定されている。
チャン・グンソクにとっても魅力的な提案に違いない。

地上波3社の
下半期平日ミニシリーズ編成は事実上、終わっている。

今年中に'キレイな男'が打って入る枠の可能性は非常に狭い。
来年初めの編成を受ける場合、

チャン・グンソクの空白期は
再び半年以上長くなるよりほかはない。

あるドラマ製作会社関係者は、こう語る。

「演技をすることを望んでいる良い俳優が、
 編成という理由のために休まなければならない、
 ということが残念だ。
  契約に縛られている以上、
 身動きの幅が狭くなる、という現状だが、 
 発展的方向で議論されることが必要な時期にきている」


だが、
'キレイな男'の制作会社にとっては、
やはりチャン・グンソクを手放す、ということは受け入れがたい。

チャングンソクが "花札" に出演する場合、

'花札'は、
10月放送をスタートすれば、来年の4月まで続く番組だ。

半年かけた作品を終えたあとに
必要な休息期間を勘案すれば、

チャングンソクが'キレイな男'に出演できるのは、
来年下半期以後でなければ可能とならないだろう。

'キレイな男'制作スタッフが
すでに契約を終えた俳優を、
1年という時間を超えて待つことは簡単なことではない。



先日、
話題の中で放映終了したSBSドラマ'君の声が聞こえる'は、
去る4月準備中だったドラマ'愛してもかまわないでしょうか'
が編成が不発になったために、急遽投入されたドラマだった。

本来、'愛してもかまわないでしょうか'
に出演する予定だったイ・ボヨンとユン・サンヒョンを迎え入れて、
ここにイ・ジョンソクを投じ、
わずかに放送の1ヶ月前に撮影をスタートした作品だ。

'愛してもかまわないでしょうか'の準備は編成は、
不発になったうえで、すべてのことが白紙に戻ってしまったわけだ。

また別のの外注製作社関係者は

「途方もないギャランティーを支払いながらも、
 有名作家とスターを起用するのは、
 結局は編成を受けるためだ。

 放送会社の立場からみていも、
 信じられるだけの作家やスターを保有していてこそ、
 成功確率が高いと考えるためだ。
 
 1年で放送されることができるドラマ編数は決まっている。
 だから、その編成をとりまく闘いと、
 甲乙関係は持続するほかない」と吐露した。
by aloetree | 2013-08-14 22:07 | 記事/ドラマ

JKSさん酔狂。


by aloetree