人気ブログランキング | 話題のタグを見る

チャングンソクについての特別なおしゃべり(3)

チャン·グンソクについての特別なおしゃべり③

チャン・グンソクに、
私生ファンがいない訳ではないが、多くはない理由。
海外ファンたちと限定版ギフトの交換まで...



元記事

12.03.25


“お互いを支えあう存在”

スターとファンの関係はこう定義できるだろう。
スターはファンの愛を糧に生き、
ファンはスターの才能と人気によって力を得るのだ。

チャングンソクと彼のファン“ウナギ”の関係は、
不思議ではじけるような魅力を持つチャングンソクに、
ファンも似ているかも知れないからだ。
“ファンはスターに似る”という言葉もあるように。


「チャングンソクの人気を知らないのは韓国人だけだと思う」

Dさんの言葉には、
様々な意味が盛り込まれていた。
韓国のチャングンソクファンが少ない、
という通念への抗弁でもあり得るし、
海外では大きな人気を集めている、
という表現でもある。

チャングンソクが、
韓国に限ったスターではないことは明らかだった。
公式イベントがあるたびに、
多様な国籍のファンが集まる現象は
今や当然のように見える。

いちばん直近の例として、
去年11月に開かれた東京ドームでのコンサートでの
全席ソールドアウト。
それ以前にも、
アリーナツアーでは合計6万人余の観客が殺到した。

これを見ると、
チャン・グンソクが韓流スターとして
堂々とトップクラスに位置していることは認めざるを得ない。


海外のファンと限定版プレゼント交換まで
          …特別なつながりがある


Cさん:
「世界中に友達ができました。
 『Cri‐Jドットコム』という公式ファンクラブで出会った
 “香港ウナギ”が、
 遅い時間にもかかわらず空港からホテルまで案内してくれました。
 ホテルはもちろん、イベント会場の案内もです。
 シンガポールにも知り合いがいますし、
 日本は言うまでもありません」

案内と表現したが、
彼らが伝えた内容にはそれ以上の意味が含まれているようだった。
チャングンソクのスケジュールに沿って、
お互いがそれぞれの国から離れて見知らぬ地を訪れる時、
ファンたちは誰も何も言わなくても、
自分から声をかけて交流をするという。

この過程で、俗に言う“聖地巡礼”も行われる。
これは、“韓国ウナギ”が、
韓国を訪れる日本や東南アジアのファンを連れて、
チャングンソクの生まれた家、
ドラマを撮影した場所、
好きなデザート屋などを案内するのが代表的な例だ。


Cさん:
「お互いに助け合うんです。
 日本の方は日本で販売されるグッズを送ってくださったり。
 お互いにプレゼントを交換したりもします。
 “日本ウナギ”の方たちのすごいところは、
 自分の分ひとつしかない限定版なのに、
 それを送ってくれたりもします。
 いつかどなたかが、
 日本のファンクラブ限定でのプレゼントの記念CDを
 私たちに贈ってくれました」

Dさん:
「日本の方は、他人と分かち合う余裕があると思います。
 私だったら限定版をあげるのは悩みますね…」


“グローバルなウナギ”の構成はバラエティに富んでいた。
中国や日本だけでなく、
東南アジアを越え、中東のファンも多いという。
特に、東南アジアの80代のおばあさんが、
パソコンの壁紙をチャングンソクに設定している写真が
SNSに掲載され、話題になったこともあったという。

年齢層も幅が広い方だった。
韓国のファンのほとんどが
チャングンソクがデビューした当初から好きだったため、
多少年齢層が高めだとすれば、日本や中国は若い方だという。
チャングンソクが目立ってスター性を発揮するようになってから、
その魅力に目覚めたためだ。


Cさん:
「上海に行ったとき、
 タクシーを待ってたけど複雑な道路で秩序がなく、
 まったくタクシーが捕まえられない状態でした。
 そのとき、隣の方がタクシー乗り場まで案内してくださって、
 無事帰ることができたんです。
 韓国から来たと聞いて、
 ホテルまで送ってくれて、タクシー代まで払ってくれました。
 私よりはるかに年下に見えたのに…
 上海のグルメまで紹介してくれました」

“ウナギ”たちが明らかにした内容は、
単純な逸話や武勇談では片付けられないものだった。

すでにチャングンソクという名の下で、
海外のファンと韓国のファンはお互いに対する壁を取り払っていた。



チャン・グンソクの私生ファン?
    「いないわけではないが、多くはない」



最近話題になっているスターの私生ファン
(サセンペン:特定の芸能人を24時間追い回すファン)
について聞かないわけにはいかなかった。

自分が好きなスターを
私生活に及ぶまで追い回しトラブルを起こす者が、
チャングンソクファンの間でも存在するのかが気になったのだ。

インタビューに応じた5人のファンは
それぞれ違う意見を持っていたが、
他のスターに比べれば少ない方だという点では皆一致していた。

「海外の一部のファンたちは本当に激しい」
「チャン・グンソクが見たくてわがままをいったりする」

などの動向を伝えながらも、
彼の私生活を追い回すファンはほとんどいないとのことだった。


Cさん:
「グンソクさん本人も所属事務所も、
 ファンとのつながりを重要視しています。
 それをもとにコミュニケーションしているので、
 極端な私生ファンはいないと思います。
 他のスターのファンダム(特定のファンの集い)が
 私たちを見て、
 『私生ファンが
  いなくならざるをえない理由がわかる』
 と言います。
 チャン俳優が何でも話してくれますから」


Aさん:
「グンソクさんも私生ファンは好きじゃないんです。
 彼は幼い頃から活動していたので、
 公人としての時間と、
 個人としての時間を徹底して区別しているような気がします。
 グンソクさんは、嫌いなことには本当に厳しいんです」

Cさん:
「ヨーロッパのある空港で、
 写真を撮ろうとグンソクさんを待っていました。
 普通であれば、スターが現れると
 ファンが大量に押し寄せて行くことを人々は想像するじゃないですか。
 でもうちのファンたちは、誰も無理やり前まで出ずに待ってたんです。
 チャン俳優も、自分が出て来て人々が『わー!』と叫ぶと、
 『シーッ』と指を口に当てて抑えます。
 するとまた、水を打ったように静まるんです。
 驚きました。
 グンソクさんが話しかけて、そこでやっと歓声を上げます」

総じて見ると、チャングンソクは
アイドルスターのファンに比べて私生ファンが少ない方だ。
彼女らには、ファンの間でも
チャングンソクの私生活を守ろう、という、
暗黙のルールがしっかりと共有されているという。

しかし、最近の韓流ブームに乗って
チャン・グンソクの魅力に目覚める海外の若いファンは、
多少過激なケースもあるという。


Cさん:
「日本の方は、お互いに情報共有します。
 グンソクさんを以前から好きだったファンは、
 韓国のチャン・グンソクファンダムの文化に習って、
 グンソクさんが好きでも距離を保つルールを知っているのですが、
 最近好きになった方は違います。
 衝動的で力も強い方は、誰にも抑えられないので大変です。
 その方たちの話では、グンソクさんを見たら、
 自分でも知らないうちに理性を失って
 コントロールが効かなくなるというけど、理解できなくはないです」


彼女たちは、行き過ぎたファンの心が
スターに及ぼす副作用について深く理解していた。
ファンの間での葛藤も
結局はスターの顔に泥を塗ることになると語っていた。
そんな心を伝えるために、
SNSと各種カフェ(インターネットコミュニティ)を活用している。
自らを浄化し、スター個人を保護する、
というファン文化に向けた役割を積極的に行っていた。




スターを輝かせる "寄付"

チャングンソクについての特別なおしゃべり(3)_d0266590_11415033.jpg

チャングンソクとファンクラブ会員たちは、
ヒガシ日本大震災被害1年を迎え寄付を集めた。



チャングンソクのファンとして、
ある人は彼の名前で
数年間寄付をしていることを明かした。
対象はカトリック財団が運営する、
ある小児リハビリセンターだった。
ファンカフェの正会員になると納付する会費が、
この寄付金に使われていた。

これまでこのカフェの会員は、
子供たちのためにおもちゃを集めて寄付したり、
布のおむつを集めて寄付していた。
いわゆる、善良なファン活動だ。

「自分が好きなスターを見直すことになったきっかけでした。
 私たちの訪れるリハビリセンターのシスターは、
 最初はチャングンソクさんのことをまったく知らなかったんです。
 それが、その名前での寄付が多いから、
 インターネットで検索してみて、
 そこで初めて知るようになりました。
 スターに直接会ってサインをもらうこともいいですが、
 こういうことがまた裏で
 スターを静かに輝かせるもうひとつの活動だと思います」



元記事
by aloetree | 2012-03-25 20:45 | 記事/ 人物

JKSさん酔狂。


by aloetree